ルーニーはエヴァートンを退団したくなかった? 今夏の移籍を回想

今夏、アメリカ行きを決断したルーニー photo/Getty Images

「オーナーの決断」

D.C.ユナイテッドに所属する元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、今夏の移籍を振り返った。

今夏の移籍市場で母国を離れることを決断し、エヴァートンからD.C.ユナイテッドへ移籍したルーニー。戦いの舞台をアメリカへ移すと、新天地ではここまで14試合に出場し、5ゴール6アシストを記録する大活躍を見せている。ただルーニーは当初、この移籍を望んでいなかったのかもしれない。

英『THE TIMES』の報道をもとに英『sky sports』などが報じたところによると、インタビューに応じたルーニーが「これはクラブのオーナーが決めたこと。彼は多くの選手を獲得しようとしており、資金を調達したかったようだ。それは一つの選択肢だが、僕はこの移籍にがっかりしているよ」と今夏の移籍の裏話を語った。

ただ、この状況に納得のいかなかったルーニーは、昨季チームを率いたサム・アラダイス監督とも話をしたようで「僕はサムに会いに行ったんだ。『僕は選手として必要ないのか?』と聞くためにね。サムは正直だったよ。彼は『次のシーズン、(昨季と)同じくらいプレイできるかはわからないが、私はキミを必要としている』と言ってくれた。ただ、『オーナーが私と同じ考えを持っているかはわからない』とも言っていたね。その後、オーナーの答えを出し、受け入れるまでに3ヶ月もかかったよ」と明かしている。


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