ブスケッツ、味方の退場判定に「相手も主審に許しを求めた」[映像アリ]

主審に説明を求めるブスケッツ(写真右) photo/Getty Images

「故意の肘打ちではない」

現地時間23日にリーガ・エスパニョーラの第5節が行われ、バルセロナがジローナに2-2で引き分けた。

バルセロナが1-0とリードして迎えた34分に、問題が発生。同クラブのDFクレメント・ラングレが地面を転がるボールをカットしたところ、同選手の肘が相手MFペレ・ポンスの顔面に当たる。このプレイの後に行われたビデオ判定の結果、ラングレは主審よりレッドカードを提示された。バルセロナのMFセルヒオ・ブスケッツは試合後に行われたインタビューで、一連の判定について言及。ラングレの行為に悪意がないとの見解を示したうえで、退場判定に疑問を呈した。スペインメディア『MARCA』が伝えている。

「(ラングレとポンスとの間に)接触があったことは確かだよ。ただ、ボールは空中に浮いていたわけではなく、地面を転がっていた。だとすればラングレの(肘を振っているように見える)プレイは自然なものだし、もちろん故意の肘打ちではないよ。ジローナの選手も主審に彼(ラングレ)を許すよう求めていたのにね。VAR(ビデオアシスタントレフェリー制度)は一貫した基準で、正しく用いられなければならないと思う」

ラングレの肘がポンスの顔面に当たっていることは事実だが、映像を見る限り、ターンの際に高く上がってしまった肘が偶然ポンスの顔面を捉えたという見方もできる。ラングレに相手選手を殴打する意図があったのか、または一連のプレイが著しく危険なプレイに相当するのか。今後も各方面で意見が分かれそうだ。


参照元:youtube(再生ボタンをクリック→「youtubeで見る」をクリックでご覧頂けます)

※ラングレの退場シーンは0分29秒~

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