ゴディンの牙城が揺らぐ? アトレティコに生まれる”新CBコンビ”

W杯で評価高めたリュカ・エルナンデス photo/Getty Images

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今季はゴディンが不安定

堅守で有名なアトレティコ・マドリードではディエゴ・ゴディンが最終ラインの絶対的番人だったのだが、状況が少しずつ変わってきているのかもしれない。ゴディンは今でも高い評価を受けるセンターバックだが、今季は開幕から足を滑らせたりマークを外してしまったりと、失点に絡むプレイがあった。

それを受けてか、アトレティコを率いるディエゴ・シメオネは今節2‐0で勝利したヘタフェ戦でゴディンをベンチとし、リュカ・エルナンデスとホセ・マリア・ヒメネスを送り出している。エルナンデスが22歳、ヒメネスが23歳と若いコンビで、スペイン『MARCA』はこれが将来のアトレティコを支えるセンターバックコンビになるだろうと取り上げている。

問題はこれを将来的なコンビとするのか、今季からコンビにしてしまうのかだ。経験値ではゴディンが上を行くが、エルナンデスは今夏フランス代表の一員としてロシアワールドカップ制覇に貢献し、また一回り大きくなった。レフティーなのも特徴的で、同メディアも左のエルナンデスと右のヒメネスのコンビは興味深い組み合わせだと伝えている。ゴディンに頼らずとも2人で安定した守備を築くことができるはずだ。
ゴディンは長年にわたってアトレティコを支えてきた存在だが、エルナンデスがポジションを奪ってしまうのか。若きセンターバックコンビの完成はすぐそこまで迫っている。

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