あの選手は今…… 『THE BEST』に出席した豪華レジェンド Part2
ミランの象徴マルディーニ氏 photo/Getty Images
インテルの象徴サネッティ氏 photo/Getty Images
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元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ
1968年6月26日生まれ(50歳)
主な所属クラブ:ミラン
ミランのバンディエラで、サッカー史上最高の左SB。現役を引退するまでミラン一筋を貫き通し、キャリアの全てを愛するクラブへ捧げた。通算901試合に出場し、5度の欧州制覇や7度のリーグ優勝など、数々のタイトルをもたらしている。現役引退後はプロテニスプレイヤーとしてデビューするなど、ミランから距離を置いていたが、今年8月にディレクターとして9年ぶりに古巣復帰を果たした。
元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ
1973年8月10日生まれ(45歳)
主な所属クラブ:バンフィエルド、インテルなど
長年、キャプテンとしてインテルを支えてきた鉄人。同クラブでの出場数は「860」にも及ぶ。2009-10シーズンには悲願であった欧州制覇を成し遂げ、主要タイトルの3冠も成し遂げた。彼が身につけた背番号「4」は、永久欠番となっている。引退後はインテルの副会長に就任し、今季で5年目を迎えている。
世界屈指のストライカー、ロナウド氏 photo/Getty Images
トリニダード・トバゴの英雄ヨーク氏(左)とデサイー氏(右) photo/Getty Images
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元ブラジル代表FWロナウド
1976年9月22日生まれ(42歳)
主な所属クラブ:バルセロナ、インテル、レアル・マドリード、ミランなど
「怪物(フェノーメノ)」の愛称で親しまれたサッカー史上最高のストライカー。2002年の日韓W杯では得点王に輝き、ブラジル代表の世界一に貢献した。キャリアを通してFIFA最優秀選手賞を3度、バロンドールも2度受賞している。引退後は代理人業や解説業などを行なっていたが、2018年8月にバリャドリードを買収したことを発表。「選手たちと一緒にトレーニングをしたい」という願望を明かしており、ダイエット宣言をしたことでも注目を集めていた。
ドワイト・ヨークとマルセル・デサイー
○元トリニダード・トバゴ代表FWドワイト・ヨーク
1971年11月3日生まれ(46歳)
主な所属クラブ:アストン・ヴィラ、マンチェスター・ユナイテッド、サンダーランドなど
トリニダード・トバゴの英雄。マンU時代にはアンディ・コールとのコンビで、チームを欧州制覇へと導いた(1998-99)。さらにプレミアリーグでも得点王に輝くなど、同リーグを代表するストライカーとなった。シドニーFC時代にはキングカズこと三浦知良とも一緒にプレイした。引退後は主に解説業などを行なっている。
○元フランス代表DFマルセル・デサイー
1968年9月7日生まれ(50歳)
主な所属クラブ:ナント、マルセイユ、ミラン、チェルシーなど
ガーナ出身で、フランス育ちということもあり、高い身体能力と技術を兼ね備えた名CB。高いボール奪取力や素晴らしい戦術眼なども持っていたため、ミラン時代にはボランチにコンバートされた。W杯優勝や2度の欧州制覇を経験している。現役引退後は英『BBC』の解説者や母国ガーナの親善大使などを務めたした。
アフリカを代表するストライカー、ドログバ photo/Getty Images
ファン・デル・サール氏と妻のアンエマリエさん photo/Getty Images
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元コートジボアール代表FWディディエ・ドログバ
1978年3月11日生まれ(40歳)
主な所属クラブ:マルセイユ、チェルシー、ガラタサライなど
コートジボワールが生んだ世界屈指のフィジカルモンスター。チェルシーの黄金時代を築き上げた選手のひとりだ。高い身体能力と鋭い得点感覚を武器に、2011-12シーズンには同クラブを悲願の欧州制覇へと導いた。2017年からは実質北米3部USLのフェニックス・ライジングに加入し、選手兼共同オーナーとしてプレイしていたが、2018年5月を最後に、ピッチに立っていない。なお、2018年を持って現役から退くことを表明している。
元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール
1970年10月29日生まれ(47歳)
主な所属クラブ:アヤックス、ユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッドなど
1990年代から2000年代にかけて活躍した欧州屈指の名守護神。アヤックスとマンU時代に欧州制覇を成し遂げており、2度のUEFA最優秀GKにも輝いている。引退後は、マーケティンディレクターとして2012年に古巣アヤックスへ復帰。2015年からは同クラブのCEO(最高経営責任者)を務めている。また、2016年3月、ユース時代に過ごしたオランダ4部のVVノールトウェイクのGKとして、1試合限定で現役復帰を果たしていた。
アーセナルで長期政権を築き上げた名将ヴェンゲル氏 photo/Getty Images
右サイドのスペシャリストとして活躍したカフー氏 photo/Getty Images
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名将アーセン・ヴェンゲル
1949年10月22日生まれ(68歳)
主な指導クラブ:モナコ、名古屋グランパス、アーセナル
アーセナルで20年以上の長期政権を築いた欧州屈指の名将。名古屋グランパスの元指揮官であることは、言わずもがな。2003-04シーズンには、26勝12分0敗でシーズン無敗優勝を達成し、プレミアリーグの歴史に名を刻んだ。昨季限りでアーセナルの指揮官を退任し、現在はフリー。インタビューでは、たびたび監督業再開への意欲を口にしている。
元ブラジル代表DFカフー
1970年6月7日生まれ(48歳)
主な所属クラブ:サンパウロ、ローマ、ミランなど
母国ブラジルやイタリアなどで活躍した右サイドのスペシャリスト。1994年、2002年と、2度のW杯優勝を経験しており、代表キャプ数はブラジル代表史上最多となる「142」を記録している。クラブでは、ローマやミランで一時代を築き、数々のタイトル獲得に貢献した。現在は解説業の他、チャリティー活動なども積極的に行っており、東日本大震災の際に行われたビーチサッカー日本代表とブラジル代表のチャリティーマッチなどにも参加していた。
photo/Getty Images
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元ドイツ代表MFミヒャエル・バラック
1976年9月26日生まれ(42歳)
主な所属クラブ:レヴァークーゼン、バイエルン・ミュンヘン、チェルシーなど
英雄ベッケンバウアー氏の後継者と言われたドイツの小皇帝。ドイツ年間最優秀選手賞を3度受賞し、2001-02シーズンにはUEFA年間最優秀MFに輝いた。一方で、国際タイトルとはあまり縁がなく、日韓W杯やEURO2008、チャンピオンズリーグなどで準優勝が多く、シルバーコレクターと言われることも。ただ、ワールドクラスの選手だったことも違いない。引退後は、EUROやW杯の際に『ESPN』などで解説などを行っていた。
元メキシコ代表GKホルヘ・カンポス
1966年10月15日生まれ(51歳)
主な所属クラブ:プーマス、LAギャラクシーなど
メキシコ代表のレジェンドで、代表キャップ数は「130」にも及ぶ。GKとFWを兼任した珍しい選手として有名。プーマス時代には2つのポジションをこなしながら、14ゴールを記録したシーズンも。引退後はメキシコ代表のアシスタントコーチや解説業を務めたほか、ファーストフード店を経営するなど、活躍の幅は多岐にわたる。
[番外編]
マンCの熱狂的ファンで知られるノエル・ギャラガー氏(左)photo/Getty Images
『THE BEST』へ参加した森保監督(右) photo/Getty Images
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そのほかにも、世界的ロックバンド『オアシス』の元メンバーで、マンチェスター・シティの熱狂的ファンで知られるノエル・ギャラガー氏や、日本代表の指揮官を務める森保一監督らもFIFAの式典へ参加していた。