蘇りし天才レフティーモンスター 新たに築く『スーパーサブ』の地位

リヴァプールのスタリッジ photo/Getty Images

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リヴァプールに4人目の点取り屋

昨季はモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3枚が攻撃の全てだったが、今は驚異の4人目ダニエル・スタリッジがいる。昨季後半戦をレンタル先のWBAで過ごした時にはもうリヴァプールで活躍する姿は見られないかとも思ったが、スタリッジは今夏のプレシーズンで指揮官ユルゲン・クロップの信頼を獲得。そして今では頼れる点取り屋となっている。

英『BBC』によると、スタッツも見事だ。スタリッジは29日に行われたチェルシー戦で途中出場から貴重な同点弾を記録したが、これが今季トータルで4点目。プレイタイムは187分となっているため、現在は46・8分に1点のペースでネットを揺らしているのだ。4人目の点取り屋と言っていい働きぶりだ。

また、スタリッジはスーパーサブにもなる。今回のチェルシー戦で決めた得点により、スタリッジはプレミアリーグで途中出場から決めた得点数が17となった。これ以上に決めているのはチェルシーFWオリヴィエ・ジルー(19点)、ボーンマスFWジャーメイン・デフォー(24点)の2人のみとなっている。スタリッジがスーパーサブとして機能しているのはクロップにとっても大きいだろう。
クロップの求めるハイテンションなサッカーにスタリッジが90分適応するのは難しい部分もあるのかもしれない。守備への貢献度で見るならフィルミーノが圧倒的に上だ。しかし得点が欲しい時、スタリッジほど頼れる選手もいないだろう。

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