ポグバ、リヴァプールの忘れられたFWも 今冬に移籍を考慮すべき10選手!
アーロン・ラムジー photo/Getty Images
ポール・ポグバ photo/Getty Images
まだプレミアリーグは開幕から7試合を消化した段階だが、すでに冬の移籍市場に向けた話題も出てきている。指揮官と衝突している者、出場機会のない者と状況は様々だが、英『Squawka』は「冬の移籍を考えるべきプレミア選手」と題し、移籍を検討すべきプレミアリーグの選手を数名リストアップしている。
1.アーロン・ラムジー(アーセナル/MF)
今季限りでアーセナルとの契約が満了するラムジーだが、契約延長交渉は上手く進んでいない。交渉が上手くいかない場合はアーセナルもフリーでの放出を避けるため冬の市場で手放す案を持っているようで、ラムジーの退団は妥当な判断と言えよう。ただし、同メディアは2013-14シーズン以降ラムジーがベストパフォーマンスを残していないとも指摘しており、実力は確かながら近年のパフォーマンスには疑問もある。
2.ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド/MF)
これは今もっとも話題に挙がっているものだ。指揮官ジョゼ・モウリーニョとの衝突が騒がれ、チームも調子が上がらないとなればポグバが移籍を考慮するのは当然だ。バルセロナ、PSGといったビッグクラブ行きの噂もあり、このままなら冬の市場で主役となるのは間違いない。
ナサニエル・クライン photo/Getty Images
ルーベン・ロフタス・チーク photo/Getty Images
3.ナサニエル・クライン(リヴァプール/DF)
サウサンプトンから2015年夏にリヴァプールへ加入したクラインは、プレミアリーグを代表する攻撃的なサイドバックだったが、今では若いトレント・アレクサンダー・アーノルドがユルゲン・クロップの信頼を勝ち取っている。この状況を覆すのは簡単ではないだろう。同メディアはクラインのスピード、経験、守備力はプレミアのどのクラブでも通用するはずと移籍を勧めている。
4.ルーベン・ロフタス・チーク(チェルシー/MF)
今季もルーベン・ロフタス・チークは苦しんでいる。昨季はレンタル先のクリスタル・パレスで好パフォーマンスを見せたため、今季はチェルシーでポジションを勝ち取れるかと思われた。しかし今夏にジョルジーニョとマテオ・コバチッチが加入し、相変わらずポジション争いは厳しい。成長するためにもプレイタイムを保証してくれるクラブへ向かう方がいいか。
ヴィクター・ワニャマ photo/Getty Images
アルベルト・モレノ photo/Getty Images
5.ヴィクター・ワニャマ(トッテナム/MF)
トッテナムではエリック・ダイアー、ハリー・ウィンクス、ムサ・デンベレと中盤のポジション争いが激しく、ワニャマは今季51分しかプレイしていない。中盤の底で3、4番手になっているのなら、移籍を考慮してもいいだろう。
6.アルベルト・モレノ(リヴァプール/DF)
状況はクラインとよく似ているか。モレノも攻撃的なサイドバックとして有名な存在だったが、リヴァプールではハル・シティからやってきたアンドリュー・ロバートソンが左サイドバックのポジションを確保。ロバートソンの貢献度を考えると、モレノが割って入るのは難しいだろう。
ガリー・ケイヒル photo/Getty Images
ディボック・オリギ photo/Getty Images
7.ガリー・ケイヒル(チェルシー/DF)
アントニオ・コンテからマウリツィオ・サッリに指揮官が代わり、チェルシーのスタイルは大きく変わった。足下の技術やスピードが求められている以上、ケイヒルがサッリの信頼を勝ち取るのは難しいだろう。同メディアも移籍が高い確率で行われると見ており、長くチェルシーを支えてきたセンターバックも退団の時か。
8.ディボック・オリギ(リヴァプール/FW)
オリギの存在を忘れかけていたサポーターもいるだろう。これまでリール、ヴォルフスブルクにレンタル移籍してきたオリギだが、今のリヴァプールでは自慢の強烈3トップに加えてダニエル・スタリッジが4番手として大活躍中だ。若いドミニク・ソランケも控えており、もうストライカーが割って入る余地はない。同メディアは得点力が高いため、オリギを欲しがるチームは多いはずと見ている。
ダニー・ドリンクウォーター photo/Getty Images
フェルナンド・ジョレンテ photo/Getty Images
9.ダニー・ドリンクウォーター(チェルシー/MF)
レスター・シティで奇跡のプレミアリーグ制覇を経験したが、トップクラブでもプレイできる素質があったのかは疑問が残る。チェルシーでは出番を確保できていないが、レスターとはポジション争いのレベルが桁違いだ。ドリンクウォーターが苦戦するのも頷ける。同メディアはピークを過ぎていると伝えており、自身の身の丈に合うレベルのチームにすべきなのか。
10.フェルナンド・ジョレンテ(トッテナム/FW)
ジョレンテはハリー・ケインのバックアッパー的存在だが、指揮官マウリシオ・ポチェッティーノが信頼しているかは微妙なところだ。昨季はケインが離脱した際に韓国代表FWソン・フンミンをセンターフォワードに据える案も使っており、ジョレンテに頼る必要はない。出番を得ていくのは難しい。