ディバラ、キッカーの序列を暴露 ロナウド加入で“FKの名手”が出番激減?

キッカーの序列について明かしたディバラ photo/Getty Images

ピャニッチとの裏話も明かす

ユヴェントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、チームでのフリーキックやペナルティキックにおけるキッカーの序列について語った。

これまでは主に、ミラレム・ピャニッチとディバラが、ユヴェントスのセットプレイのキッカーを務めてきたが、2人の間では明確な約束事があったようだ。伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じたディバラは「昨季、僕とミレ(ピャニッチ)の間には協定があったんだ。もし左側でFKを得た場合は彼が蹴る。右側だった僕が蹴るって言うね」と述べている

ただ、今夏の移籍市場でレアル・マドリードからクリスティアーノ・ロナウドが加入。今季は誰がセットプレイのキッカーを務めるかに注目が集まっていた。ディバラは「ロナウドの移籍が決まったとき、僕はチャットでピャニッチに『申し訳ない、ミレ。君は今季、たくさんフリーキックを蹴ることはできないと思うよ……』と送ったんだ」という裏話を明かしつつ「まあ冗談はさておき、どうなるかは分かっているよ。左側はクリスティアーノかな。僕らは素晴らしい写真が取れるようそこに立っているだけさ」とコメント。やはり、基本的には左利きのディバラが右側でのFKを、右利きのロナウドが左側でのFKを務めるようだ。

さらにディバラはPKについて「PKに関しては明確な順番がある。最初はロナウド、次に僕、その次にピャニッチだよ」と述べた。これまでいく度となく、その魔法の右足でチームを救ってきたピャニッチだが、セットプレイの出番は減ってしまいそうだ。しかし、ピャニッチの右足は武器であることは間違いない。自信がある位置のFKでは、是非ともキッカーに立候補してもらいたいところだが、はたして。

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