香川の出場から10年 久保、安部、U-19アジア選手権からスターは出るか

久保建英もメンバー入り photo/Getty Images

将来のA代表主力候補誕生に期待

来年のU-20ワールドカップ出場権を懸けたU-19アジア選手権2018が18日よりインドネシアで開幕した。それに合わせて『FOX Sports Asia』がU-19アジア選手権から大きく羽ばたいた選手たちを特集しているのだが、今年は日本代表MF香川真司が出場してからちょうど10年になる。

香川は2008年大会に出場しており、同メディアも今では最も有名な存在になったと取り上げている。当時のメンバーには原口元気、天才と絶賛されていたセレッソ大阪FW柿谷曜一郎、大会得点王を獲得したスピードスターのFC東京FW永井謙佑らがいた。この大会を経てA代表で活躍した選手も数多くいるのだ。

続く2010年大会ではFW宇佐美貴史、杉本健勇、DF酒井高徳らが出場、2012年大会ではMF遠藤航、大島僚太、DF植田直通らロシアワールドカップにも選ばれていたメンバーに加え、今はドイツでプレイするFW久保裕也も選ばれていた。2014年大会では南野拓実、井手口陽介らが出場、そして2016年大会ではA代表デビューを果たしたばかりの堂安律、冨安健洋が出場していた。

日本は堂安らを擁した2016年大会で優勝しているが、実はこれが大会初優勝だった。今回のU-19日本代表は連覇を目指してプレイすることになる。注目選手では鹿島アントラーズで主力としてプレイするMF安部裕葵、サガン鳥栖FW田川亨介、そして何と言っても横浜F・マリノス所属のMF久保建英だ。この中から将来のA代表主力候補が出てくるだろう。

大会でベスト4に入れば来年のU-20ワールドカップ出場権を獲得することができ、まずはベスト4入りを狙うことになる。香川の登場から10年、世界を驚かせる和製の天才は出てくるか。

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