サッリ、コーチの愚行でモウリーニョに謝罪 ファンの振る舞いも指摘

チェルシーの現指揮官サッリ(左)と元指揮官モウリーニョ(右)photo/Getty Images

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「敬意を払う必要がある」

チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督が、マンチェスター・ユナイテッドの指揮官を務めるジョゼ・モウリーニョ監督に対してのコーチやファンたちの振る舞いについて指摘している。

20日に行われたプレミアリーグ第9節で、チェルシーとマンUが激突。試合は、チェルシーが後半アディショナルタイムの劇的ゴールでスコアを2-2に戻し、ドローに終わったが、このゴールの際にちょっとしたアクシデントが起きていた。ベンチから飛び出して喜びを爆発させたチェルシーのアシスタントコーチが、相手のベンチ前で挑発するような発言を行い、これにモウリーニョ監督が反応。怒りをあらわにすると、お互いのコーチ陣が詰め寄り、一触触発の状態となっていた。ただその後、チェルシー側がモウリーニョ監督へ謝罪し、和解したようだ。英『THE Sun』など複数の英メディアが、サッリ監督のコメントを伝えている。

「私は何が起こっているのかわからなかったが、試合後にジョゼと話し、我々が間違っていたことを理解したよ。私はスタッフと話をして、彼と一緒にモウリーニョ へ謝罪する機会を設けたよ。すぐに和解したかったからね。我々はミスを犯した。間違っていたのは我々の方だよ」
古巣との対戦ということもあり、元チェルシー指揮官であるモウリーニョ監督へブーイングなどを浴びせたチェルシーファンについても厳しいコメントを残した。

「モウリーニョはここで多くのものを勝ち取った。私は彼に対して敬意を払う必要があると思う。クラブにトロフィーをもたらしたみんなを尊重するべきだ」

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