VAR導入で萎縮? S・ラモスから窺える変化とは

レアルの最終ラインを牽引するS・ラモス photo/Getty Images

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カード覚悟のプレイが目立っていたが......

今季よりビデオアシスタントレフェリー制度(VAR)が導入されたリーガ・エスパニョーラ。この状況の中で、ある選手のプレイに変化が見られている。

レアル・マドリードに所属するDFセルヒオ・ラモスは、昨季のリーガ・エスパニョーラ第9節終了時点で、3枚のイエローカードと1枚のレッドカードを頂戴。1シーズンを通じて計11枚のイエローカードを提示されるなど、荒々しいプレイが目立った。ところが、VARが導入された今季は第9節終了時点で1枚のイエローカードを貰うに留まるなど、比較的大人しいプレイぶりとなっている。同節終了時点で貰ったイエローカードが1枚に留まったのは、直近3シーズンでは今季のみだ。

気性の荒さが災いして退場を命じられるケースも少なくないラモスだが、昨季まではカードを貰うことを覚悟のうえでファウルを犯し、自軍のピンチの芽を摘んでいたことも確か。必要に応じて審判が映像を見直し、判定を訂正できる新制度が導入されたことで、同選手としてはファウルを犯しにくくなっているのかもしれない。

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