信頼してくれた恩師の解任…… HSV伊藤達哉「自分の力不足を痛感」

SNSに解任された指揮官への思いを綴った伊藤 photo/Getty Images

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SNSで悔しさを吐露

ブンデスリーガ2部のハンブルガーSV(HSV)は23日、クリスティアン・ティッツ監督を解任したと発表した。同クラブに所属するFW伊藤達哉が、SNSを通じて悔しさを明かしている。

昨季は序盤戦から思うような結果を残せず、今年3月にベルント・ホラーバッハ監督の後任としてティッツ監督を招へいしたハンブルガー。新体制のもとで残留を目指したが、残念ながら17位でシーズンを終え、クラブ史上初の2部降格を経験した。ただ今季もティッツ体制を続投し、1年での1部残留を目指すが、第10節を終えた時点で5勝3分2敗(勝ち点18で5位)。第2節から第5節にかけて4連勝を飾りスタートダッシュを決めたが、直近5試合は1勝3分1敗と、思うように勝ち点を積み上げられずにいた。こういった状況もあり、ハンブルガーは指揮官の交代を決断。なお、新指揮官には元シュツットガルトのハネス・ヴォルフ氏が就任している。

ティッツ監督のもとで、今季ここまで公式戦9試合に出場していた伊藤。監督の交代劇を受けて、自身の公式Twitterを更新すると「僕がプロになってから監督が変わるのが3回目。監督が変わる度に自分の力不足を痛感します。特に今回チームを去ることになったティッツ監督には2軍時代からずっと信頼してもらって悪い時も使い続けてもらった。監督今までありがとうございました。Du bist beste Trainer(あなたは最高のコーチです)」と綴った。
志半ばにチームを去ることとなったティッツ監督の思いを胸に、伊藤はさらなる飛躍を遂げ、チームを1部昇格へ導くことができるのか。

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