欧州No.1の『決定力軍団』 ドルトムント得点量産のカギは効率にあり

攻撃陣が好調なドルトムント photo/Getty Images

数少ないシュートで得点量産

リーグ戦では6勝2分と負けがなく、チャンピオンズリーグでもグループステージ3連勝と絶好調のドルトムント。彼らの躍進を支えているのは圧倒的な攻撃力だ。

リーグ戦では8試合消化時点で27得点を記録しており、英『Squawka』のデータによればドルトムントにとって得点数は過去最高のスタートになっているという。新加入のパコ・アルカセルがフィットし、若手のジェイドン・サンチョも躍動。エースのマルコ・ロイスも安定しており、今のドルトムントはどこからでも得点を奪えるチームだ。

何より特徴的なのはゴール前の異様な落ち着きだろう。ここまでドルトムントはシュートが枠内を捉えた確率が59.5%、そのうち得点となったのが25%となっており、いずれも現時点で欧州No.1の数字を記録している。今のドルトムントは決定力が異様に高いのだ。

先日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節ではアトレティコ・マドリードを4-0で撃破しているが、この試合のドルトムントも実に効率がよかった。シュート数ではアトレティコが13本、ドルトムントが11本と下回っているが、ドルトムントは枠内シュート5本で4点を奪っている。

数少ないチャンスを確実に活かす集団となっている今のドルトムントならば、バイエルンから今季こそリーグタイトルを奪えるかもしれない。

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