“疑惑の判定”にF・マリノス陣営が猛抗議 指揮官の見解は?

疑惑の判定に対しコメントを発したポステコグルー監督 photo/Getty Images

PK獲得と思われたが......

横浜F・マリノスを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、27日のYBCルヴァンカップ決勝(湘南ベルマーレ戦)で自軍にPKが与えられなかったことについて言及した。

F・マリノスが0-1とリードされて迎えた79分。同クラブFWイッペイ シノヅカが敵陣ペナルティエリア左隅でドリブル突破を図ると、湘南のMF岡本拓也と交錯し転倒。主審の木村博之氏はノーファウルとして試合を続行したものの、判定を不服としたF・マリノスの選手たちが同氏に詰め寄る事態に発展した。執拗に抗議したF・マリノスのMF扇原貴宏にはイエローカードが提示され、試合は0-1のまま終了。ポステコグルー監督は試合後に行われた会見で、木村主審によるノーファウル判定を訝しがった。Jリーグ、及びF・マリノスの公式サイトが伝えている。

「自分たちの準備と言うよりは、湘南が素晴らしかった。球際で我々はほぼ負けていたし、特に前半はそういう形になった。後半は良いプレイが増えたが、試合に入るのに45分かかってしまったのは事実。シノヅカに対してのファウル(※実際の試合ではノーファウル)はPKでもおかしくなかったと思うが、自分たちの方に流れが来ず、非常に難しい試合になってしまった」

当該場面の映像を見る限りでは、僅かながら岡本の足がシノヅカの足にかかっており、岡本が自身の右手でシノヅカをブロックしようとしている様子も窺える。トリッピングやホールディングの反則はなかったのか。今後も各方面で意見が分かれそうだ。



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