「彼は毎日……」 アーセナル指揮官エメリがクロップから学びたいこととは?

アーセナルを指揮するエメリ photo/Getty Images

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戦術以外に見習いたいポイントが

今季からアーセナルを指揮するウナイ・エメリにとって、リヴァプールを指揮するユルゲン・クロップは良い手本だろう。リヴァプールもクロップが就任した際はトップ4に入れないチームだったが、徐々に力をつけて優勝候補と呼ばれる存在までになった。アーセナルもトップ4を逃すシーズンが続いているため、リヴァプールは復活を目指すうえで参考になるはずだ。

エメリもクロップのことを評価しているが、戦術面以外にも見習いたいところがあるという。米『ESPN』によれば、それは笑顔だ。クロップは試合中に喜怒哀楽をはっきりと表現するタイプで、たいていは笑顔だ。選手と接する時も笑顔のシーンが多く、チーム内の空気は明るいものなのだろう。エメリも笑顔について学びたいと語っており、クロップのような弾ける笑顔でアーセナル内に新たな風を入れたいようだ。

「私は毎日を楽しみたい。クロップを見ると、彼は毎日笑っているよね。彼のように笑いたいんだ。もっと笑顔について学ぶ必要があるね。我々が楽に勝った際には私も笑うが、より違うシチュエーションでもスマイルが必要なんだ。我々の仕事は非常に厳しく、全ての試合のために準備しないといけない。だけど選手たちにスマイルを伝えるのは非常に重要なことだよ」
エメリもここまで順調に結果を出しており、トップ4入りも十分に狙える位置につけている。今季か来季あたりにはトップ4に入り、リヴァプールのようにチャンピオンズリーグでも上位に食い込めるようになれば言うことなしだろう。その頃にはエメリも満開の笑顔を見せてくれるはずだ。

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