「アーセナルとトッテナムを上回れると」 予想されるマンU、冬の大補強

マンUを指揮するモウリーニョ photo/Getty Images

トップ4入りへ積極補強か

現在のプレミアリーグではマンチェスター勢、リヴァプール、チェルシー、トッテナム、アーセナルの6チームがトップ6と呼ばれており、毎シーズンのように激しい順位争いが起こる。

まだ序盤戦だが、今季ここまでの戦いから考えると優勝を争うのはマンC、リヴァプール、チェルシーの3チームだろう。昨季王者マンCはもちろんだが、リヴァプールとチェルシーも完成度の高いサッカーを披露している。トップ6の中でも彼らの実力は抜きん出ている。

その他のアーセナル、トッテナム、マンUはトップ4入りが目標となり、恐らくシーズン終盤まで4位の座を巡って争うことになるだろう。気になるのは苦戦しているジョゼ・モウリーニョ率いるマンUがどこまで上がってくるかだ。トップ6の中で最も不安定なのは間違いなく、このままではトップ4から漏れてしまう。

しかし、かつてチェルシーなどで活躍したデニス・ワイズ氏はマンUが間違いなく順位を上げてくると予想している。英『sky SPORTS』によると、同氏は今冬の移籍市場でマンUが再び大胆な動きを見せてくると考えており、資金力を活かしてアーセナルやトッテナムを追いかけてくるとの予想を展開している。

「ユナイテッドはトップ4入りを目指しているだろうし、彼らはアーセナルとトッテナムより上に行けると考えていると思う。彼らはまずいスタートを切ったし、モウリーニョのチームとは思えないほど失点も多い。モウリーニョのチームは多くを与えないのだけどね。だが、彼らは1月に大型補強をすると思うし、トップ4に入ってくるだろう」

まずはモウリーニョの中でファーストチョイスが決まり切っていないセンターバックから手を加えることになるだろう。守備の整備を進めることができれば、もう少し攻撃的な戦術を選ぶこともできるようになる。不調のアレクシス・サンチェスの代役探しなどはその次となるだろう。

冬の補強がいきなりヒットする可能性はあまり高くないが、マンUがこのまま黙っていることは考えにくい。優勝争いもそうだが、トップ4争いも白熱したものとなりそうだ。

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