11試合で僅か1勝、7ゴール 昨季4位のバレンシアが危機に陥っていた

調子上がらぬバレンシア photo/Getty Images

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残留が第一目標に

バレンシアの調子がなかなか上がってこない。昨季4位に入ったチームは今季開幕から引き分けが続く危機に陥っており、リーグ戦11試合を消化した時点で僅か1勝に留まっている。昨季好調だったチームとは思えぬ躓きだ。

1勝8分2敗で勝ち点11しか稼げず、順位はまさかの15位。開幕当初は黒星の少なさから調子がいつか上がってくると楽観視されていたのだが、調子が上がらないまま11月に入ってしまった。危機的状況と言っていいだろう。

何より問題視されているのは得点の少なさだ。11試合を戦って僅か7得点で、これは現時点でリーガ・エスパニョーラ最少の数字となっている。ロドリゴやミッチー・バチュアイら各国代表に名を連ねるアタッカーを擁しているとは思えぬ少なさだ。
スペイン『MARCA』も危機が続いていると特集しているが、ロシアワールドカップの影響でコンディションが思うように上がらない選手も目立つ。怪我人が続いたのも痛手で、開幕からジョフリー・コンドグビア、サンティ・ミナ、ゴンサロ・ゲデスら主力に負傷の離脱期間があった。現在も司令塔のダニ・パレホが離脱中だ。

昨季はチャンピオンズリーグ出場権獲得に沸いたが、今季は残留が第一目標となる厳しい立ち上がりだ。サポーターはこの落差を受け入れるのが難しいだろうが、いつバレンシアは本来のフォームを取り戻してくれるのか。

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