アーセナルMFが描く理想の退団後キャリア 「フライのやり方がお手本」

アーセナルのジャカ photo/Getty Images

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アーセナルを離れる場合は……

ウナイ・エメリ率いるアーセナルで重要な存在となっているスイス代表MFグラニト・ジャカは、今夏にクラブと長期契約を結ぶなどアーセナル愛を貫いている。ジャカのパフォーマンスには昨季も賛否両論あったが、今後も長くアーセナルでプレイすることになるはずだ。

では、アーセナルを退団する日が来た時ジャカはどこへ向かうのか。彼の中ではすでに理想のキャリアプランが出来上がりつつあるようだ。スイス『Basellandschaftliche Zeitung』によると、ジャカが望んでいるのは古巣バーゼルへの復帰だ。

ジャカはバーゼルの下部組織で育ち、デビューから2年でドイツのボルシアMGに移籍。そこから現在所属するアーセナルへとやってきた。ジャカはお手本としたい選手に元スイス代表FWアレクサンダー・フライを挙げているのだが、フライも30代に入ってから古巣バーゼルに復帰した選手だ。26歳のジャカも同じような年齢で古巣に復帰する構想を抱いている。
「もちろんバーゼルには戻りたい。あそこからキャリアがスタートした。いつか戻るのは夢だね。28歳でそれは起こらないだろう。アレクサンダー・フライのやり方はベストなお手本なんだ。彼は30歳で復帰し、それからも好パフォーマンスでバーゼルにいくつかのタイトルをもたらした。もちろん復帰は期待が大きくなるけど、夢だね」

レンヌやドルトムントで活躍したフライは2009年にバーゼルへ復帰し、そこから国内リーグを4連覇している。さらに得点王にも輝いており、即戦力としてバーゼルに戻っている。ジャカもベストパフォーマンスを維持出来ている状態で復帰したいのだろう。現在26歳であることを考えると、バーゼルに復帰する理想のタイミングは4、5年後か。

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