リヴァプールかチェルシーか プリシッチはどちらへ行くべき?

プレミア行き噂されるプリシッチ photo/Getty Images

プレミア挑戦はクラブ選びがカギ

ここ最近過熱しているのが、ドルトムントMFクリスティアン・プリシッチのプレミアリーグ挑戦説だ。先日プリシッチもプレミアリーグに興味があることを明かしており、現在はチェルシーやリヴァプールが大金でプリシッチ引き抜きに動くのではないかといった話題が増えている。

プリシッチの能力を考えれば争奪戦が起こるのは必然だが、問題はどのクラブが最もプリシッチに合っているかということだ。ブンデスリーガとプレミアリーグでは環境が大きく異なり、プリシッチのように小柄な選手が苦戦してしまうケースも少なくない。クラブ選びは非常に重要だ。

米『ESPN』によると、かつてアーセナルでもプレイした経験を持つポール・マリナーはユルゲン・クロップ率いるリヴァプール行きを強くプッシュしている。

マリナーは、「彼は今のチェルシーへ割って入れるだろうか?Noだ。彼はまだ若手として成長している。どこへ行くべきかと問われれば、リヴァプールだ。クロップはブンデスリーガのことを理解しているし、プリシッチのことも非常に良く分かっている」と語っており、チェルシーよりリヴァプールの方が成長しやすいとの考えを示している。

確かにクロップがブンデスリーガの選手の特徴を理解しているのは大きい。またここ最近はモハメド・サラーを頂点に置いた[4-2-3-1]のシステムを採用することもあり、その場合は右サイドにプリシッチを配することが可能となる。

チェルシーでは左サイドをエデン・アザールが支配しており、右サイドはウィリアンとペドロ・ロドリゲスが争っている。どちらのクラブもポジション争いは激しいが、リヴァプールの方がチャンスを得やすいかもしれない。

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