天津権健、“大迫の元相棒”に激怒 ケルン復帰断行で裁判沙汰に? 

ケルンへの復帰が発表されたモデスト photo/Getty Images

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天津権健の練習を無断欠席

17日に古巣ケルンへの復帰が発表されたばかりのFWアントニー・モデストだが、前所属の天津権健より訴訟を起こされる可能性があるようだ。

2016-2017シーズンまでFW大迫勇也と2トップでコンビを組み、昨年7月にケルンから天津権健へ移籍したモデスト。中国スーパーリーグでも得点を量産していたものの、給与未払いなどの契約違反があったとし、同クラブの練習を無断欠席。FIFA(国際サッカー連盟)に紛争調停の仲介を依頼したうえで、今年8月に同クラブとの契約を一方的に解除した。

紆余曲折を経てケルンと2023年までの契約を結んだモデストであったが、この行動に天津権健側が激怒。モデストとの2020年までの契約が未だ有効であるとし、スポーツ仲裁裁判所へ訴え出る方針を明らかにした。英『Four Four Two』や独『Kicker』が事のしだいを伝えている。
去就問題が決着したと思われたモデストだが、契約をめぐる騒動は泥沼化しつつある。天津権健側が本当に給与の支払いを怠ったのか、8月に行ったとされる天津権健との契約解除が成立しているのか否かが、今後争点となるだろう。

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