ミラン復帰に待った! LAギャラクシー、イブラの慰留に全力投球 

ミラン復帰が噂されているイブラヒモビッチ photo/Getty Images

「唯一無二の特別な選手」

ACミランへの復帰が噂されている元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチだが、現在の所属クラブであるLAギャラクシーは同選手の残留を望んでいる。

数々の欧州名門クラブを渡り歩き、チームにたくさんのタイトルをもたらしてきたイブラヒモビッチ。2018年3月からは戦いの舞台をアメリカへ移し、LAギャラクシーに加入した。新天地でも圧倒的な存在感を放つ同選手は、加入初年度ながらMLSで27試合に出場し、22得点とゴールを量産。同リーグの新人王と最優秀ゴール賞のタブル受賞を果たしている。

37歳になっても衰え知らずのイブラヒモビッチに目をつけたのが古巣のミランだ。同クラブのオーナー会社であるエリオット・マネジメントも彼の獲得へ向けてゴーサインを出していると報じられ、この移籍話は冬のマーケットが近づくにつれて加熱している。ただ、2019年末まで契約を残しているLAギャラクシー側は、このスーパースターを簡単に手放す気はないようだ。

LAギャラクシーのテクニカルディレクター(TD)を務めるジョバン・キロフスキ氏が伊『sky sport』のインタビューで「イブラヒモビッチは、我々にとっても、MLSにとってもファンタスティックな選手だ。彼はアメリカのリーグへ来た最もビッグな選手だからね。彼はいつだって勝利とゴールを狙っているよ」と述べた。

その上で「我々はまだ彼との契約が切れていない。彼は我々との契約がもう1年残っているんだ。彼が我がチームで幸せになるために、ギャラクシーでプレイし続けてもらうために、我々は取り組んでいる。唯一無二の特別な選手だからね。あの年齢で、これだけたくさんのゴールとアシストを挙げている。マンUで怪我をした後にも関わらずだ。たくさんの素晴らしい選手がいたが、彼ほどの選手はいないんじゃなかな」とコメントしている。

はたして、LAギャラクシーはこの驚異のベテランゴールハンターを、来シーズンもチームに留めることができるのだろうか。

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