元アトレティコ10番が中国で不祥事 同僚に大怪我を負わせる

同僚の鼻を折ってしまったカラスコ photo/Getty Images

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練習中の口論から乱闘騒ぎに

かつてアトレティコ・マドリードで活躍し、現在は中国でプレイするベルギー代表MFヤニック・カラスコが、チーム内で不祥事を起こしていたことがわかった。

アトレティコ時代には背番号「10」のユニフォームを身につけていたカラスコは、今年2月に戦いの舞台を欧州からアジアへ移し、中国スーパーリーグの大連一方へ加入。ここまでリーグ戦25試合に出場して7ゴール9アシストと、抜群の存在感を発揮している。しかし、そんなカラスコがトレーニング中にチームメイトと口論。最終的に乱闘騒ぎまで発展し、中国人DFジン・ぺンシャンの鼻を骨折させてしまった。

米『ESPN』やスペイン『MARCA』などによると、カラスコはこの件について「元々はトレーニング中のいつくかの小さな口喧嘩だったんだ。でも最終的に、僕は彼の鼻を負傷させてしまった」とコメント。その上で「ジン・ぺンシャンは僕から見てもいい選手だし、いい奴だよ。多くの時間を過ごしていると、ときどきこういった衝突が起こってしまうんだ。彼に謝りたい。できるだけ早く回復することを願っているよ」と述べたという。
さらに「僕は治療費として、1万ユーロ(約128万円)を支払うつもりだったが、クラブ側はこれをうまく取り次いでくれなかった。彼はお金を受け取ろうとしなかったんだ。彼が多大な慰謝料を請求しているとの噂も耳にしたが、彼は僕にそんなことを一切要求していないよ。彼は非常に素晴らしい選手だ。この騒動ができるだけ早く、良い方法で終了することを願っている。来年も彼と一緒にプレイするのを楽しみにしているしね」と明かしている。

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