ミラン、中国、デポル、今度はカメルーン セードルフ監督全く結果出ず

カメルーン代表を指揮するセードルフ photo/Getty Images

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プレミアでの指揮を夢見るが……

名選手が名指揮官になれるとは限らない。それを証明してしまっているのが、現役時代にミランやレアル・マドリードで成功を収めたクラレンス・セードルフだ。

現役時代の経歴は見事なのだが、指揮官では全く結果が出ない。2014年1月に古巣ミランの指揮官に就任すると、思うような結果を残せずシーズン終了後に退任。2016年7月からは中国の深センで指揮を執ったが、5か月後に解任。今年2月からはデポルティーボを指揮したが、こちらもシーズン終了後に退任している。

ミランは混乱期にあった中での指揮で、セードルフも不運だったのは間違いない。しかし、その後も半年持たずにチームを離れるケースが続いている。そして今セードルフが取り組んでいるチャレンジが、カメルーン代表監督である。
セードルフは8月よりカメルーンを指揮しており、アフリカを代表する強豪として結果が求められている。ところが、ここまでは5試合戦って僅か1勝と苦戦している。モロッコには0-2で敗れ、マラウィとは引き分けた。ここまで順調な滑り出しとは言えないだろう。

それでもセードルフには、いつかイングランドで指揮を執りたいとの野望がある。英『sky SPORTS』によると、セードルフは「私はプレミアリーグでプレイしたことがないからね。願わくば遅かれ早かれ実現してほしいね。今最もエキサイティングなリーグであり、あそこで仕事ができるのは名誉なことだ」とコメントしている。

プレミアにはユルゲン・クロップやジョゼップ・グアルディオラら名将と呼ばれる者たちが集まっている。セードルフはまず実績を積む必要があるが、カメルーンで成功を収められるだろうか。

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