今時の若いモンは…… モウリーニョ、ショーら“若手4人”に名指しで苦言を呈す!

モウリーニョ監督も若手の“甘ったれ”に悩む!? photo/Getty Images

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未成熟で甘やかされていると非難

現在、リーグ戦で勝点20の8位。今季のマンチェスター・ユナイテッドは優勝戦線から大きく出遅れ、危機的な状況にあると言っていい。そんな中、指揮官のジョゼ・モウリーニョが、チームの若手選手たちに苦言を呈したことが話題となっている。

イギリス各紙に大きく取り上げられているモウリーニョの発言は、スペインの放送局『Univision Deportes』が行ったフリスト・ストイチコフ氏との対談で彼が発したものだ。この対談内でモウリーニョは、ルーク・ショー、ジェシー・リンガード、アントニー・マルシャル、マーカス・ラッシュフォードらについて、過保護で甘やかされていると厳しく意見した。

「私は選手ではありませんでしたが、私が言っているのは人としての話です。私たち(が若いころ)は、もっと大人でした。もっと成熟していました。英語では“spoilt kids(甘やかされた子供)”と言います。我々の子供の世代は、我々の世代に比べて甘やかされていると思います」
「選手の周りには、守ってくれる人たちがたくさんいます。私の意見では過保護だと思う。ケアが多すぎるし、いつも言い訳をする。常に、すべてのことに対してエクスキューズがあるんです」

「成熟が遅くなっていると感じます。例えばショーは2年前にユナイテッドに来ました。大きな可能性を秘めていましたが、彼はどのように競争すればいいか分からなかった。彼は競争する方法を知らなかったんです。ショーやマルシャル、リンガード、ラッシュフォードについて話すとき、私には使いたいと思っていても使えない言葉があります。キャラクターや個性がちょっと欠けているんです」

まったく今時の若者は……とはどこの世界でも聞く話だが、モウリーニョも自軍の若い選手たちに対して、もっと成熟した大人になってほしいと思っているようだ。確かに彼らが強烈な個性やハングリーさに欠けているのも事実で、それが今季の成績にも表れてしまっているのかもしれない。

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