レアル撃破した時のトッテナムが戻ってきた! ダービー前に”最強モード”へ

チェルシーを撃破したトッテナム photo/Getty Images

英紙はチェルシー戦の出来を絶賛

マウリシオ・ポチェッティーノ率いるトッテナムは近年安定した成績を残しており、今季も決して悪い状態ではなかった。しかし、今一つ波に乗れていなかったのは間違いない。リーグ戦ではリヴァプール、マンチェスター・シティに敗れ、チャンピオンズリーグでもインテルとバルセロナと同居する難しいグループとはいえ、トッテナムの出足は鈍かった。

しかし、24日のチェルシー戦はそうしたモヤモヤを振り払う会心の勝利だった。終盤に1点は奪われたものの、デル・アリ、ハリー・ケイン、ソン・フンミンと決めるべき選手が決めて3-1の勝利を収めたのだ。今季序盤戦ではマンチェスター・ユナイテッドを3-0で一蹴しているが、チーム状況的にはチェルシーの方が格上の相手だ。無敗を維持していたチェルシーを叩けたのは自信になったことだろう。

英『The Independent』は、「チェルシー戦のパフォーマンスは今季最高のもので、約1年前にレアル・マドリードを3-1で撃破して以来最高のゲームだった」と絶賛している。

昨年のレアル戦とは、チャンピオンズリーグのグループステージでレアルを3-1で撃破したゲームのことだ。あのゲームが昨年の11月1日だったため、ちょうど1年前と言っていい。この時のトッテナムはグループステージを首位で通過し、ベスト8くらいまでは勝ち上がれるのではないかとの期待感が広がっていた。結果的にはユヴェントスに敗れてベスト16で姿を消したが、あの時のトッテナムが戻ってきたのならば面白い。

ここからトッテナムはチャンピオンズリーグのインテル戦を挟み、アーセナルとのノース・ロンドン・ダービーを迎える。絶好のタイミングで最高の状態に戻ったと言えよう。チャンピオンズリーグもまだグループステージ突破を諦めるには早い。リーグ戦でもライバルのアーセナルの無敗進行をストップさせたいところで、トッテナムのパフォーマンスは要注目だ。

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