ベルギーで躍動する”20歳の冨安” 吉田に続く欧州五大リーグ行きも近いか

日本代表でもデビューしている冨安 photo/Getty Images

A代表入りで一気にブレイク

日本人選手が多く所属するベルギーのシント・トロイデンでは得点を量産しているMF鎌田大地に注目が集まりがちだが、森保ジャパンでもすでにデビューしている20歳のDF冨安健洋も忘れてはならない。今月5日に20歳を迎えたばかりの冨安はA代表でも通用する実力があることを証明しており、今季はベルギーのジュピラー・プロ・リーグでも16試合全てにフル出場している。

さらに今節のアンデルレヒト戦では得点も記録し、すっかり冨安はシント・トロイデンの主力になっている。恐らくコンディションに問題がなければ来年1月のアジアカップのメンバーにも召集されるはずで、同じ東京五輪世代であるフローニンヘン所属MF堂安律とともにステップアップが期待される逸材だ。

チームメイトも冨安のことを評価しており、ベルギー『Voetbalnieuws』によればGKケニー・ステッペは「彼がこのまま進化を続ければシント・トロイデンが彼を抱え続けるのは難しい」と語っている。もちろん鎌田や冨安もベルギーでキャリアを終えるつもりはないだろうが、冨安も今の活躍を続ければかなり早い段階で上のステージにステップアップできるかもしれない。

現在はサウサンプトンで吉田麻也が長く活躍を続けているが、日本人センターバックが世界で活躍するのは簡単なことではない。冨安も欧州五大リーグでプレイできるだけの素質は持っているはずで、数年後には吉田をも上回るセンターバックになってほしいところだ。

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