「オレは悪童じゃない」イメージを払拭したいナインゴラン 幼少期に苦労も

インテルでも必要不可欠な選手になりつつあるナインゴラン photo/Getty Images

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「オレはいたって普通の人間」

インテルに所属する元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランは、自身のイメージを払拭したいようだ。

アジアにルーツを持つことから、「ニンジャ」の愛称で親しまれるナインゴラン。今夏の移籍市場でローマからインテルへ移籍を果たすと、ここまで公式戦13試合に出場しており、新天地でも必要不可欠な存在となりつつある。ただ、豊富な運動量や闘志あふれるプレイで多くのファンを魅了する一方で、これまでの過激発言などで悪童というイメージを持っていない人も少なくない。

こう言ったこともあり、インタビューの際にナインゴランは「オレはいたって普通の人間だよ。周囲の人々が言うようなバッドボーイなんかじゃない。最悪な環境でも、普通に過ごしてきた。スーパーマーケットで、隠れずに買い物をする。お酒を飲むし、タバコも吸う。普通の仕事をしていなくても、サッカー選手だってタバコぐらい吸うんだ」とコメント。仏『France Football』の記事を引用し、伊『Gazzetta dello Sport』など複数のメディアが伝えている。
さらに、インドネシア人の父が幼い頃に失踪し、苦しい生活を送った過去などについても「オレにとって、簡単ではない時期だった。ただ、オレのルーツには誇りを持っているよ。父に会うためにインドネシアへ行ったりもしたしね。彼に2度チャンスを与えたが、物事はうまく進まなかった。オレはほとんどインドネシアでは過ごしていないが、ルーツを否定するつもりはない。ピアチェンツァでデビューしたとき、オレは月に1000ユーロ(約12万8000円)を稼いだ。少ないかもしれないが、オレの家族にとっては大金だったよ」と明かしている。

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