“ファン・ダイク2世”は育っている セルティックで伸びる2人の大型DF

セルティックのベンコビッチ photo/Getty Images

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ファン・ダイクもセルティックでのプレイ経験あり

現在リヴァプールでプレイしているDFフィルジル・ファン・ダイクは、すっかり世界トップレベルのセンターバックと評価されるようになった。ファン・ダイクはサウサンプトンで評価を高めてリヴァプールへ巨額の移籍金で加入したわけだが、サウサンプトン加入前にスコットランドのセルティックでプレイしていた経験を持っている。

当時セルティックは22歳のファン・ダイクの能力に目をつけて獲得しており、目利きは正しかったことになる。そして今、ファン・ダイクに続くのではないかと期待を集める2人のDFがセルティックで奮闘している。

1人はレスター・シティから今夏レンタルでセルティックに加入した21歳のクロアチア人DFフィリップ・ベンコビッチ、もう1人は20歳のノルウェー人DFクリストフェル・アイェルだ。2人ともファン・ダイクと同じく190㎝を超えるサイズを誇り、アイェルに至ってはすでにノルウェーでA代表デビューを飾っている。
セルティックOBのフランク・マカベニー氏が特に絶賛しているのがレスターからやってきたベンコビッチで、英『TalkSport』によると同氏はベンコビッチの完全移籍を望んでいる。

「ベンコビッチとアイェルは優れた選手だと思う。ベンコビッチがレンタル移籍なのは分かっているが、獲得してほしいね。私ならお金を払うだろう。いくら払うかは問題ではない。数年後彼を売却するならもっと多くの金額が戻ってくるだろうからね」

2人ともセルティックでは出番を得ており、数年後にステップアップを果たす可能性は十分に考えられる。ファン・ダイクを育てたセルティックで今伸びている若手2人を欧州トップクラブは見逃すべきではないだろう。

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