東京V、劇的勝利でJ1復帰まであと一歩! 指揮官「すごく感動的な試合」

決勝ゴールを決めたドウグラス・ヴィエイラ。ファンのもとへ駆け寄り喜びを分かち合う photo/Getty Images

続きを見る

「やるべきことをやり続けた結果」

2日にJ1参入プレイオフの2回戦が行われ、明治安田生命J2リーグ3位の横浜FCと6位の東京ヴェルディが対戦。両チームともになかなかゴールを決めることができず、ただただ時間だげが過ぎ、スコアレスで終わるかと思われた。しかし、次へ進むには勝利しかない絶体絶命の東京Vが、後半アディショナルタイムに劇的ゴールを決め、1-0で横浜FCを撃破。J1で16位に終わったジュビロ磐田との決定戦へコマを進めている。

試合後、インタビューに応じた東京Vのロティーナ監督は「すごく感動的な試合」と述べつつも「一方でファウルが多い、中断の時間が多い試合になった。ファウルが多かったことで、継続的にプレイするのが難しかった。最後の15分、我々は3枚のFWを使って、後ろのスペースを狙った。なかなかチャンスを作れなかったが、最後の10分はスペースを使って彼らが決定的なチャンスを作ってくれた。そのチャンスは決まらなかったが、最後に我々が運よく点を決めることができた」とコメント。Jリーグの公式サイトが伝えている。

そして「運が良かったというのは、点が入った時間のこと。相手がリアクションする時間はほとんどなかったと思う。様々な要素があると思うが、97分間、我々がやるべきことをやり続けた。その結果として生まれたゴールだと思う」と話した。
途中出場ながら決勝ゴールを決め、ヒーローとなったドウグラス・ヴィエイラ。ゴールシーンなどについて「私がグラウンドでやらなければいけない仕事は、チームを良くすること、助けること。難しい状況ではあったが、自分が良い仕事をすることだけに集中していた。もちろんセットプレイが大きなチャンスだが、セットプレイだけではなくて、どんな形でも、こぼれ球でも1点が必要だったっていうことに変わりない。その中でセットプレイだけではなく、どんな形でもゴールを奪うために、自分自身だけでなく全員が集中して、最後の残りロスタイムまで戦った。その結果がゴールにつながったんだと思う」と振り返っている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:国内サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ