『第2のサラー』になれるか? アーセナルとチェルシーが目をつけているのは

ローマで活躍するウンデル photo/Getty Images

求められるサイドアタッカー

昨夏はローマからリヴァプールにやってきたFWモハメド・サラーが想像以上のゴールラッシュで得点王を獲得したが、そのサラーに続く衝撃となるのだろうか。

現在アーセナルとチェルシーが関心を示しているのがローマに所属する21歳のFWジェンギズ・ウンデルだ。サラーと同じくウイングを主戦場とするレフティーで、トルコ代表選手でもある。

伊『Calciomercato』は、この両クラブが先日のインテル戦にスカウトを派遣していたと伝えており、争奪戦となる可能性がある。この試合でウンデルは得点も決めており、良いアピールとなったことだろう。

アーセナルはウナイ・エメリ体制がスタートした頃より個人で勝負できる純粋なワイドアタッカーが不足していると指摘されており、ウンデル以外にもバルセロナFWウスマン・デンベレなどスピードあるアタッカーが獲得候補として噂されていた。実際今のアーセナルには純粋なサイドアタッカーが不足しており、エメリがそうした選手を求めているのは間違いないだろう。

チェルシーは右サイドのアタッカーを探しており、ドルトムントMFクリスティアン・プリシッチの名前も頻繁に噂されている。同メディアはウィリアン、ペドロ・ロドリゲスに代わる選手をクラブが探していると伝えており、このポジションはこれから手が加えられる可能性がある。

ウンデルがサラーのように爆発するとの保証はないが、大ヒットする可能性は大いにある。両クラブのウイング探しがどのような決着を見せるのか楽しみだ。

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