アーセナル進撃のとき! クラブOB「モウリーニョは手負いの動物だ」

ノースロンドンダービーでは見事に宿敵を仕留めたアーセナル photo/Getty Images

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「オールド・トラッフォードはオーラを失った」

今週はミッドウィークのゲームが行われるプレミアリーグ。先週末のダービーで逆転勝利を収め勢いに乗る4位アーセナルは、8位マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラッフォードに乗り込むこととなり、またも“ビッグ6”との連戦となる。

しかしビッグ6とはいえ、今季のマンチェスター・ユナイテッドは低迷していると言い切って差し支えないだろう。前節のサウサンプトン戦では2点を先行され、どうにか追いついたものの勝利を挙げることはできなかった。現在の勝点は22。ライバルのマンチェスター・シティはすでに41の勝点を積み上げており、倍近い差が開いてしまっている。

アーセナルOBのマーティン・キーオン氏も、かつてプレミアの覇権を争ったライバルを叩くチャンスだと感じているようだ。英『Daily Mail』がコメントを伝えている。
「アーセナルは水曜日、オールド・トラッフォードになんの恐れも抱かずに行くべきだ。ユナイテッドは巨大なクラブだが、ジョゼ・モウリーニョは手負いの動物だ。アーセナルが最後に(プレミアリーグで)この場所でユナイテッドに勝ったのは2006年の9月だが、オールド・トラッフォードは、かつて持っていたオーラを失ってしまった。ビジターチームを怖気付かせるような雰囲気は消えてしまったんだ」

「彼ら(アーセナル)は19戦無敗で、トップ4とチャンピオンズリーグの出場権を手にしたいと思っている。イエス。彼らは素晴らしいサッカーをしているし、ユナイテッドを破ることができるだろう。先月のリヴァプール戦を目の当たりにした時に、私は思った。ファンもプレイヤーも、自分たちが正しい道を進んでいると、やっと思うことができたのだとね」

しかし、キーオン氏は油断してはならないと警鐘を鳴らす。

「それでも彼らは注意する必要がある。モウリーニョは、多くの批判に答える理想的な機会としてこの試合を見ているはずだ。勝利してもユナイテッドのすべての問題を終わらせることにはならないが、正しい方向に進ませることにはなるだろう。そして、モウリーニョはそれを知っているんだ」

これまでオールド・トラッフォードでの戦いを苦手としてきたアーセナルだが、今回は“手負いのモウリーニョ”を仕留めることができるだろうか。

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