スタメン奪取の日はくるか アザールが絶賛するイングランド最高のMF候補

チェルシーのルーベン・ロフタス・チーク photo/Getty Images

クオリティは十分だが……

マウリツィオ・サッリ率いるチェルシーはアンカーにジョルジーニョ、右のインサイドハーフはエンゴロ・カンテで固定されているが、左のインサイドハーフは争いが非常に激しい。レアル・マドリードからやってきたマテオ・コバチッチ、フランク・ランパードの8番を引き継ぐロス・バークリー、そしてロシアワールドカップのイングランド代表メンバーにも入っていたルーベン・ロフタス・チークの3人が争っている格好だ。

当初はコバチッチ、バークリーの争いかと思われたが、ロフタス・チークもクオリティの高い選手だ。前節フラム戦では途中出場から華麗な2点目を決め、得点に絡めるMFであることを証明してみせた。この3人の序列は目まぐるしく変わっていくことになるかもしれない。

英『sky SPORTS』によると、エデン・アザールもロフタス・チークのことを絶賛している。ロフタス・チークは数年前から優秀な選手と評価されていたが、なかなかチャンスを与えられなかった。それでもアザールは長くロフタス・チークを見てきたため、クオリティの高さを理解しているのだ。

「彼はファンタスティックな選手だよ。僕は彼が若い頃から見ているからね。今はもう若いとは言えないけど、まだ進歩できる。将来的に彼はイングランド最高のMFの1人になると思うよ」

世界最高は難しいかもしれないが、イングランド最高のMFになら十分なれるはずだ。コバチッチ、バークリーとは異なるクオリティをチームにプラスできるはずだが、左インサイドハーフ第3の男はスタメンを奪取できるか。

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