ここ”22年”で最高のMF! ヘルタで絶賛されるリヴァプール期待の星とは

ヘルタにレンタル移籍しているグルイッチ photo/Getty Images

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指揮官から圧倒的と称賛される

リヴァプールは今夏にナビ・ケイタとファビーニョを加えて中盤の人員が増えたが、忘れてはならない選手がいる。その才能を評価されて2016年1月に加入したセルビア代表MFマルコ・グルイッチだ。

グルイッチはまだリヴァプールでポジションを確保できていないため、今夏にドイツのヘルタ・ベルリンにレンタル移籍している。今季も怪我で2カ月ほど離脱してしまったのだが、今節のフランクフルト戦では決勝点を記録。ブンデスリーガ初得点でチームの勝利に貢献してみせた。

ブンデスリーガ公式によると、ヘルタを指揮するパル・ダルダイもグルイッチのことを大絶賛しているのだ。ダルダイは1997年に選手としてヘルタ・ベルリンに加わり、2010-11シーズンを最後に現役を引退。そこから2012年にクラブのユースチームで指導者のキャリアをスタートさせ、2015年からヘルタの指揮官となった人物だ。
そんなヘルタ一色のダルダイが、ここ22年で最高のMFだとグルイッチを絶賛しているのだ。190㎝を誇るサイズ、デュエルの強さ、そしてシュート精度と、ダルダイはセントラルMFのグルイッチを非常に気に入っている。

「私はヘルタに22年間いる。これは他の者を侮辱する意味ではないが、マルコは私がこのクラブで見てきた中で圧倒的に優れたMFだよ。私は守備的MFとしてクラブで17点獲った。これは悪い数字ではない。だがマルコはより多くの脅威をもたらせるし、私よりずっと良いシュートがある。彼は中盤のどこでもプレイできる。空中戦にも強く、タックルにも勝てる。強い勝利への欲望もある」

今のリヴァプールは中盤に創造性が不足しているとも言われるが、グルイッチが得点力までプラスできる存在になれば非常に大きい。まだ22歳と成長段階にある選手で、リヴァプールサポーターもヘルタで奮闘する22歳の大型MFを見ておくべきだろう。

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