リヴァプール、昨夏の“本命”はサラーじゃなかった ストライカー獲得の舞台裏

今季もゴールを量産するサラー photo/Getty Images

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ドイツ代表FWの獲得を望んでいた!?

人生にタラレバはない。ただ、リヴァプールで圧倒的な存在感を放つエジプト代表FWモハメド・サラーが、赤いユニフォームを身にまとわない可能性があったようだ。

昨夏の移籍市場で、ローマからリヴァプールへ移籍したサラー。加入初年度から持ち味のスピードとドリブルを武器に、圧巻のパフォーマンスを披露し、昨季は公式戦52試合に出場して44ゴール16アシストを記録した。そのうち、プレミアリーグでは32ゴールを挙げており、得点王にも輝いている。そして、とどまる所の知らないこのスピードスターは今季も好調を維持。ここまで公式戦23試合で13ゴール5アシストを記録している(リーグ戦:16試合10ゴール5アシスト)。

リヴァプール加入以降、ゴールを量産し続けているサラーだが、昨夏の移籍市場において、同クラブの獲得候補の「本命」ではなかったという。英『METRO』が伝えており、大きな話題を呼んでいる。
同メディアによると、チームの指揮官を務めるユルゲン・クロップ監督は、サラーではなくレヴァークーゼンに所属するドイツ代表の若手期待FWユリアン・ブラントの獲得を望んでいたとのこと。攻撃におけるオプションを強化したかった同指揮官は、ストライカータイプの選手よりも、スムーズなトランジョンを行えるタイプの選手を欲しがっていたという。

しかし、ブラント側がリヴァプールへの移籍を拒否。そこで、同クラブのスポーツディレクターを務めるマイケル・エドワーズ氏が、サラーの獲得をクラブや指揮官に猛プッシュしたとのことだ。そして、リヴァプールに新たなストライカーが誕生した。もしブラントがリヴァプールのオファーに対して首を縦に振っていたら、サラーはリヴァプールの一員になっていなかったかもしれない。

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