ムバッペ落選の欧州最優秀若手選手賞 ゴールデンボーイはアヤックス若き主将

19歳ながらアヤックスの主将を務めるデ・リフト photo/Getty Images

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ビッグクラブも注視する逸材

イタリア紙『TUTTOSPORT』は17日、2018年の『ゴールデンボーイ』の受賞者を発表した。アヤックスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが栄えある賞に輝いている。

『ゴールデンボーイ』は、『TUTTOSPORT』が主催するヨーロッパの最優秀若手選手に贈られる賞だ。21歳以下の選手を対象に、過去1年間に最も活躍した若手選手を、欧州各国のジャーナリストによる投票で選出する。過去には元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(2005年)やアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(2005年)、フランス代表MFポール・ポグバ(2013年)などが同賞に輝いており、昨季はフランス代表の若き怪物FWキリアン・ムバッペが受賞していた。

そして16回目となる今季は、オランダでブレイクを果たしたフローニンヘンの日本代表MF堂安律も40名までの候補には選ばれていたが、残念ながら落選。また、ロシアW杯で圧巻のパフォーマンスを披露し、フランス代表を20年ぶりの優勝へ導いたムバッペの2年連続受賞が期待されたが、最終候補5名に選ばれず(過去15年で2度受賞した選手はいない)。どの選手が受賞するかに注目が集まっていた。
そして、ついに受賞者が決まった。最終候補に残っていたローマのオランダ代表FWジャスティン・クライファート、リヴァプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルド、レアル・マドリードのU-20ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、ミランのイタリア代表FWパトリック・クトローネの4名を抑えて、19歳ながらオランダの名門アヤックスで主将を務めるデ・リフトが受賞した。

デ・リフトにはすでに多くのビッグクラブが興味を示しており、中でもユヴェントスやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマンなどが注視しているという。近い将来、ステップアップを果たすことになるかもしれない。

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