得点王&アシスト王候補にキャリアハイへ近づく天才 ドルトムントが強い理由

首位を快走するドルトムント photo/Getty Images

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3選手が絶好調

ドルトムントの勢いはこのまま止まらないのだろうか。15日にはブレーメンを2-1で撃破し、同日に2位ボルシアMGがホッフェンハイムと引き分けたことで勝ち点差を9に広げることに成功した。徐々に独走態勢に入っており、現在はリーグ戦6連勝中だ。

ドルトムント公式は快進撃の立役者たちを紹介しているが、今季のドルトムントで大きかったのは予想外の選手が大当たりを見せていることだろう。まず18歳と若いMFジェイドン・サンチョがアシストを量産しており、現在は7アシストを記録してアシストランク首位タイとなっている。まさかサンチョがここまでブレイクすると開幕前に予想していた者は少なかったはずだ。

得点の方ではバルセロナからやってきたFWパコ・アルカセルだ。途中出場から次々と得点を決めていたアルカセルは、先発した今節のブレーメン戦でも得点を記録。これでリーグ戦の得点数は11となり、16日終了時点では得点ランク首位に立っている。これも予想を大きく上回るペースだ。
つまり今のドルトムントには得点王とアシスト王の2人が所属していることになり、この数字を見れば首位に立っているのも頷ける。さらに大きいのは、マルコ・ロイスがキャリアハイに近づく勢いで得点を決めていることだ。

ロイスはブレーメン戦の得点が今季リーグ戦10点目だったが、前半戦で10点に達するのは自身がキャリアハイを達成した2011-12シーズン以来だという。当時はまだボルシアMGに所属していたが、この時はリーグ戦で計18得点を挙げている。このまま怪我なく戦うことができれば、今季は20得点到達も夢ではないかもしれない。

この3人が好調を維持する限り、ドルトムントはどこからでも得点を奪えるだろう。開幕当初に比べれば守備も安定しており、優勝の可能性も現実味を帯びてきたか。

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