バルサ、バイエルン、ユーヴェ 世界大注目の19歳DFはどこへ行くべき?

アヤックスのマタイス・デ・リフト photo/Getty Images

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移籍先選びは非常に重要

現在のアヤックスには優れた若手が数多く在籍しているが、その中でも特別人気を誇っているのが19歳DFマタイス・デ・リフトだ。デ・リフトにはバルセロナをはじめ数多くのビッグクラブが興味を示しており、アヤックスの中ではMFフレンキー・デ・ヨングとともにトップレベルの才能と評価されている。

アヤックスを出るのは時間の問題だが、オランダ代表センターバックのデ・リフトはどのクラブへ向かうべきなのだろうか。英『Squawka』が理想の移籍先をいくつかリストアップしているが、バルセロナはアヤックスとスタイルが似ている部分もあって興味深い行き先だ。しかし、まだバルセロナではジェラール・ピケが健在だ。サミュエル・ウムティティ、クレマン・ラングレも左のセンターバックに控えているため、スタメン争いは厳しい。デ・リフトがいきなりスタメンを望むなら理想的な行き先とは言えないかもしれない。

同メディアが強くプッシュしているのはユヴェントスだ。ユヴェントスにはジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチが君臨しているが、キエッリーニはもう34歳だ。今ユヴェントスは世界でも最も若いセンターバックを欲しがっているチームの1つと言えよう。加えてボヌッチ、キエッリーニからデ・リフトは守備について指導を受けることができ、イタリア独特の守備戦術がデ・リフトの成長に繋がるのではないかと同メディアは見ている。
次点ならバイエルンか。バイエルンもジェローム・ボアテング、マッツ・フンメルスの2人がピークを過ぎたのではないかと言われてきている。今季は23歳のニクラス・ズーレが存在感を高めており、バイエルンとしてはズーレとデ・リフトでコンビを組ませることができれば理想的すぎる世代交代だろう。バイエルンならばすぐにでもスタメンとして出場できるかもしれない。

同メディアはもう1つ意外な行き先としてマンチェスター・ユナイテッドも提示しているが、これはデ・リフトの強い意志がなければ実現しないか。マンUも即戦力のセンターバックを求めているチームだが、今クラブは混乱の中にある。チャンピオンズリーグ出場権獲得も怪しくなっており、デ・リフトとしては向かうメリットが薄い。

アヤックスからどこをステップアップの場に選ぶかは非常に重要なことだが、若いデ・リフトにとってどこがベストなのか。

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