[移籍]C大阪、主力の退団が止まらない 日本屈指の“ボールハンター”が神戸へ 

今季、C大阪の主将を務めた山口蛍 photo/Getty Images

杉本と山村に続いて山口まで

ヴィッセル神戸は19日、セレッソ大阪からMF山口蛍を完全移籍で獲得したと発表した。

現在28歳の山口はC大阪の下部組織出身で、2009年にトップチームへ昇格。2011年から徐々に出場機会を増やし、翌2012年からはレギュラーに定着した。その後、2016年1月に海外挑戦を決断し、ハノーファーへ移籍するも、怪我などで思うような出場機会を得られず、わずか半年でC大阪へ復帰。復帰3年目となる今季はチームの主将を任され、リーグ戦33試合に出場していた。

そんな山口は、C大阪の公式サイトを通じて「今回ヴィッセル神戸に移籍することになりました。昨シーズン、尹さんのもと2冠を獲れたことは一生の思い出です。ジュニアユースからお世話になっているセレッソ大阪を離れるのは簡単な決断ではなかったですが、また一から新たなチャレンジをしたいと思い決断しました。ジュニアユースから長い間お世話になりました!」と感謝の意を述べた。

そして、神戸の公式サイトでは「ヴィッセル神戸の皆様、今回、セレッソ大阪から移籍することになりました山口蛍です。一日でも早くサポーターの皆様に認めてもらえるように、日々の練習から100%で取り組みます。これからよろしくお願い致します」と意気込みを語っている。

元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキや元スペイン代表アンドレス・イニエスタなど、近年積極補強を行う神戸。元スペイン代表FWダビド・ビジャに加えて、日本屈指のボールハンターの獲得にも成功した。一方で、C大阪は昨日に発表されたFW杉本健勇(浦和レッズへ移籍)とMF山村和也(川崎フロンターレへ移籍)に続いて、3人目の主力選手を放出することになってしまった。

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