エメリのスタイルにエジルは合わないのか 噂される”3つ”の新天地候補

アーセナルで出番減るエジル photo/Getty Images

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ファーストチョイスではなくなったか

19日にカラバオ杯準々決勝でトッテナムと対戦したアーセナルは、MFメスト・エジルがベンチ外となっていた。この理由について指揮官ウナイ・エメリは、戦術的な理由だと説明している。これを受けて英『Daily Mail』は、やはりエジルがエメリの中でファーストチョイスになっていないと主張している。

エジルの序列が曖昧なものになっているのは以前から話題となっていたが、ここ最近の起用法を考えればエジルがエメリのチームで絶対的な存在になっていないのは明らかだろう。エメリのサッカーは攻守ともにハイテンションで、同メディアはこのエネルギッシュなスタイルにエジルが合っていないと指摘している。

では、アーセナルを離れる場合はどこへ行くのか。同メディアが候補地に挙げたのはインテル、ユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッドの3つだ。
ユヴェントスの場合はレアル・マドリード時代にチームメイトだったクリスティアーノ・ロナウドがいるため、2人の再共演を望むサッカーファンもいるだろう。実際2人の呼吸は合っていた。しかし、ユヴェントスはイタリア王者だけあって選手層が厚い。エジルが得意とするポジションがあるかは難しいところで、それほど必要な戦力とも言えないだろう。

マンUはレアル時代にエジルを指導したジョゼ・モウリーニョが解任されたが、司令塔となる選手が不足している現状は変わらない。アレクシス・サンチェスに続いてアーセナルからマンUへ向かう可能性は考えられるかもしれない。

インテルはセリエAでも首位ユヴェントスと大きく差をつけられているため、同メディアはエジルのようなトッププレイヤーを求めているのではないかと見ている。また[4-2-3-1]を採用する機会もあるため、トップ下はエジルが好むポジションだ。

果たしてエジルのキャリアはどうなっていくのか。アーセナルでの立ち位置は怪しいものとなっている。

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