モウリーニョ&ポグバとは違う? アーセナル指揮官のエジル起用に絶賛の声

アーセナルのエジル photo/Getty Images

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コントロールが上手いと評価

ここ数日はアーセナルMFメスト・エジルの将来を巡る議論が何度も起きていたが、指揮官ウナイ・エメリは22日のバーンリー戦でエジルを先発出場させた。しかもキャプテンマークを任せており、エジルのモチベーションを上げようとしたのだろう。

エジルもその期待に応えており、先制点の場面ではセアド・コラシナツに見事なスルーパスを通している。さらに後半にはドリブルでペナルティエリアへ切り込み、アレックス・イウォビのゴールを演出している。左足の魔術師エジルらしいパフォーマンスで、エジルも特別なモチベーションでこの一戦に臨んでいたのは間違いない。

英『Squawka』も、「エジルの価値が表れていた。エジルを中心にチームを組み立てることで彼のベストを引き出しており、それは先制点のシーンでも明らか」とパフォーマンスを評価しており、先制点の場面では18本ものパス交換からゴールが生まれたと伝えている。
出場機会が限られていたり、移籍の話題が出れば選手のメンタルが不安定になることもある。マンチェスター・ユナイテッドではジョゼ・モウリーニョとポール・ポグバの衝突が騒がれたように、状況的にはエジルとエメリが衝突しても不思議はなかった。しかし今回エメリはエジルを先発させて能力を引き出しており、英『BBC』によればクラブOBのリー・ディクソン氏もエメリの対応が上手いと称賛している。

「エメリは見事にエジルに対処している。モウリーニョとポグバの問題を見ると、監督たちはエメリのやり方をお手本にするだろう。エジルが出場しなかった時は戦術的な理由とエメリは言っていたし、エジルはいくつかの試合でフィットしていなかったし怪我もあった。今日キャプテンマークまで与えたのは甘やかしすぎているけどね」

エジルのようなスター選手に対応するのは難しいが、エメリはそれを巧みにコントロールしていると評価されている。パリ・サンジェルマンでの扱いからエメリは過小評価されているとの意見も出ていたが、アーセナルではその手腕を存分に発揮している。

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