C・ロナウドはすでにセリエAを支配した 年間最優秀と絶賛される働き

ユヴェントスのC・ロナウド photo/Getty Images

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前半戦で14得点

今夏クリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスに向かった時、得点量産の可能性を否定する意見も目についた。リーガ・エスパニョーラに比べてセリエAのチームは守備が堅く、ストライカーにとっては難しいリーグと言われていたからだ。しかし、ロナウドはそんな不安をあっさりと打ち砕いてしまった。

前半戦だけで14得点を記録し、現時点で得点ランク首位に立っている。リーガではバルセロナFWリオネル・メッシが15得点で得点ランク首位に立っていることを考えると、ロナウドの得点ペースは実に順調だ。セリエAだろうとリーガだろうとロナウドは問題なく得点を量産できてしまうのだろう。

早くもイタリア国内では主役となっており、伊『TuttoSport』は「ロナウドは年間最優秀選手だ」と絶賛。今夏やってきたばかりの選手が年間最優秀選手とまで言われるのだから、やはりロナウドの存在感は別格だ。セリエAという新しい環境、33歳という年齢などロナウドを疑う要素はいくつか挙げられていたが、そんなものは関係なかったようだ。
またロナウドを加えたユヴェントスは前半戦を無敗で終えており、獲得した勝ち点は驚異の53点だ。伊『Gazzetta dello Sport』は2018年の1年間でユヴェントスが合計101の勝ち点を稼いだと伝えており、ロナウドがいる限りこうした記録が次々と増えていくのだろう。リーグ制覇に加えてチャンピオンズリーグまで獲得できれば言うことなしだが、ロナウド効果はどこまでユヴェントスを押し上げるのだろうか。

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