メッシを止めた! インテルの名守護神J・セーザルの”ベストセーブ”とは?[映像アリ]

インテルで活躍したジュリオ・セーザル photo/Getty Images

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CL決勝へ導くスーパーセーブ

インテルの守護神として堅守を支え、ジョゼ・モウリーニョ政権下では3冠達成も経験した元ブラジル代表GKジュリオ・セーザル。インテルが3冠を達成したのは2009-10シーズンのことで、これはジュリオ・セーザルの存在なしでは実現しなかったことだ。

中でも印象的だったのは、チャンピオンズリーグ準決勝のバルセロナ戦でリオネル・メッシのシュートを止めたスーパーセーブではないだろうか。インテルは必死に耐えて決勝進出を決めたが、あのシュートが決まっていれば結果は変わっていただろう。インテル公式によると、ジュリオ・セーザルもあれがキャリアのベストセーブだったと振り返っている。

「3冠は僕が達成した最大の夢だね。簡単に聞こえるかもしれないが、本当に信じられないことなんだ。あのシーズンは特別なエネルギーが流れていた。何かスペシャルなことができると感じていたが、それを実現したよね」
「僕のキャリアでベストなセーブはメッシのシュートを止めたカンプ・ノウでのものだ。あのセーブはほとんど不可能なものだったよ。その次がチャンピオンズリーグ決勝でトーマス・ミュラーのシュートをセーブしたもの、ローマのアクィラーニのシュートを止めたものだね」

メッシがお得意のカットインから強烈に曲げたミドルシュートをジュリオ・セーザルは右手1本で弾き出しており、スピードもコースも完璧だった。あれを止められるGKは少ないだろう。


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