伊代表監督・マンチーニが抱える”秘密兵器” 「3月も得点で問題あれば」

サンプドリアのクアリアレッラ photo/Getty Images

3月からEURO2020予選スタート

ロベルト・マンチーニ率いるイタリア代表は若手を取り込んで世代交代に動いているが、問題は得点力の部分だ。昨年のネーションズリーグや親善試合では得点力不足に苦しみ、複数得点を奪った試合がほとんどない。

伊『Corriere dello Sport』によると、マンチーニも3月からスタートするEURO2020の予選へ向けて準備は進めている。3月のゲームでも得点力不足が続くようなら、秘密兵器を招集する考えなのだ。その秘密兵器とは、今季もサンプドリアで得点を量産しているベテランのファビオ・クアリアレッラだ。

「3月よりEUROの予選がスタートする。もしそこでも得点の部分でトラブルが起きたのなら、彼を呼ぶことになるだろう。ただ、ファビオはアッズーリで長い将来があるわけではないことは理解しないといけないけどね」

若返りを進めるイタリアにおいて35歳のクアリアレッラはまさに最後の手段だ。マンチーニはセリエAでクアリアレッラがトップスコアラーの立ち位置を維持しているなら、EURO2020に参戦させる考えも明かしていた。現在クアリアレッラはリーグ戦で12得点を記録して得点ランク3位につけており、イタリア人FWの中ではトップの数字だ。代表招集にふさわしい数字と言えよう。

3月にイタリアはフィンランド、リヒテンシュタインとの対戦から予選をスタートさせる。格下相手には大量点を奪いたいところだが、ここでも苦いゲームとなるなら秘密兵器の出番だ。

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