得点決まらぬレアルにサポーターも愛想が尽きた? ロナウド退団で客足遠のく

苦戦続くレアル photo/Getty Images

ベルナベウの動員数落ちる

レアル・マドリードの苦戦が止まらない。3日のビジャレアル戦で2-2と引き分けたのに続いて、6日にはレアル・ソシエダに0-2で敗れてしまった。18試合を消化した段階で5位に沈むシナリオは想像できなかったものだ。

英『sky SPORTS』は大きな原因の1つに退団したクリスティアーノ・ロナウドの穴を挙げているが、その問題は成績だけの話ではない。単純にレアルのサッカーが面白くないものになってしまったのだ。なぜなら、得点数が目に見えて落ちたからだ。

昨季と比較すると、昨季は1試合平均得点が2.47点だった。それが今季は1.44点に低下。さらに1試合平均シュート数は18.39本から16本に減ってしまった。得点が決まっていれば面白いと考えるのは単純だが、やはりサポーターは得点を求めている。ゴールラッシュがなくなれば客足が遠のくのも無理はないだろう。

スペイン『MARCA』は本拠地サンティアゴ・ベルナベウの動員数が落ちたことを取り上げているが、今では6万人を下回ることも普通のことになってきた。2018年にレアルはベルナベウで27試合戦い、その成績は17勝5分5敗となっており、勝率は62.96%だ。つまりベルナベウで行われた試合のうち37.04%は勝利していないことになるのだが、これはここ24年で最悪の数字なのだ。

得点も決まらず、勝率も悪くなれば人気が低下するのは当然だ。この状況が続けばクラブそのものの人気が低下する恐れもある。全ての象徴だったロナウド退団の影響は想像していた以上に大きかったか。

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