元イングランド代表の守護神はどこへ? 急激に落ちた評価に驚きの声

バーンリーのハート  photo/Getty Images

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ロシアW杯で完全に序列は変わった

ここ2、3年の間にイングランドのGK事情は大きく変わった。長年マンチェスター・シティでプレイしていたジョー・ハートが守護神だったが、現在代表チームを指揮するガレス・サウスゲートはロシアワールドカップでジョーダン・ピックフォードを守護神に据え、残りの枠にもジャック・バトランド、ニック・ポープの2人を呼んだ。ハートはサブGKにも入れないのが現状だ。

そんなハートが今どこにいるのかというと、プレミアリーグのバーンリーに昨年より加入している。今季はリーグ戦で19試合に出場していたのだが、ここへきて状況は再び変わってきている。怪我をしていたニック・ポープが復帰し、リーグ戦でも直近2試合はトム・ヒートンが先発している。ハートがポジションを失う可能性が出てきたのだ。

この現状に注目しているのがスペイン『MARCA』だ。ハートは31歳とベテランの域には入っているものの、GKとしてはまだまだ若い。それこそバイエルンのマヌエル・ノイアーやパリ・サンジェルマンのジャンルイジ・ブッフォンなどトップクラブで活躍している者も多い。だからこそハートがここ数年で一気に評価を下げていることに同メディアは驚いているのだ。
最初のトラブルはマンCにジョゼップ・グアルディオラがやってきた時で、グアルディオラは自身のスタイルに合わないと考えハートを構想外とした。そのためハートはセリエAのトリノ、プレミアリーグのウェストハムとレンタル移籍を続けたのだが、そこでも失点が多いと批判を浴びた。評価が狂い始めたのはこのあたりだろう。

そして同メディアによれば、現在プレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)で17位に沈むプレストン・ノースエンドがハートをレンタルで獲得しようと動いているという。年齢的にはイングランド代表入りを再び狙うことも可能なはずだが、ハートはすっかり影が薄くなってしまっている。

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