絶好調スターリング、ピッチ外でも称賛の嵐 心温まる行動が話題に 

今季もゴールにアシストと、絶好調なスターリング photo/Getty Images

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自身も苦しんだ「人種差別問題」

マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングが、とあるファンに対して取った心温まる行動が大きな話題を呼んでいる。

今季ここまでリーグ戦18試合に出場して9ゴール7アシストと、プレミアリーグで2位につけているマンCの攻撃を支えているスターリング。キャリアハイ(18ゴール15アシスト)を叩き出した昨季に続いて、今季も素晴らしいパフォーマンスを披露している。ただ、彼が素晴らしいのはピッチ内だけではなかった。

『sky sports』や『THE Sun』など複数の英メディアによると、スターリングは人種差別に苦しむマンCサポーターの孫を持つ老婦人から連絡を受けたとのこと。同選手自身も昨年12月に敵地で行われたチェルシー戦で、数名の相手サポーターから人種差別的な暴言を受けた過去がある。こういったこともあり、今回の件を知るとスターリングはいてもたってもいられなくなったのか、老婦人とコンタクトを取って孫のイーサン・ロスへ直接手紙を書いたようだ。
サイン付きの写真とともに「親愛なるイーサンへ。僕は最近、君が人種的な虐待を受けて困難な時期を過ごしていることを、君の愛するおばあちゃんから聞いたよ。堂々と振る舞うこと、自分自身に誇りを持つこと、勇気を奪われないようにすることを、決して忘れてはいけない。君は強いし、非常に勇敢だ。おばあちゃんも君を、とても誇りに思っていると思うよ。君には無地気で居続けて欲しい」などと励ましのメッセージを送ったという。

スターリングのこの行動に対し、『THE Sun』は「イングランドのスターが若者のおばあちゃんと接触し、情熱的で感動的なメッセージを送り、素晴らしい反応を見せた」と賛辞を贈っており、SNSなどでもファンから称賛の嵐が巻き起こっている。

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