トレイラ、ジョルジーニョも抑えた! 現プレミア最高の”守備的MF”は誰だ

チェルシーのジョルジーニョ  photo/Getty Images

1位は納得の選手

今季のプレミアリーグでは、守備的MFの新加入選手が多く活躍している。リヴァプールではファビーニョ、チェルシーならジョルジーニョだ。このポジションはチームの舵を取る重要なところで、彼らのゲームコントロールが勝敗を大きく左右する。

では、ここまで最も活躍している守備的MFは誰なのか。英『Daily Mirror』が前半戦の戦いからトップ10を作成している。

10位:ルカ・ミリボイェビッチ(クリスタル・パレス)

9位:ウィルフレッド・エンディディ(レスター・シティ)

8位:ルーカス・トレイラ(アーセナル)

7位:ルベン・ネヴェス(ウォルバーハンプトン)

6位:ファビーニョ(リヴァプール)

10位から6位はこのようになっている。特徴的なのは6位にファビーニョが入ったことだろうか。開幕当初は出遅れたが、同メディアは優秀な選手と評価している。アーセナル戦やマンチェスター・ユナイテッド戦など重要なゲームでフル出場を果たして勝利に貢献したことも評価のポイントだ。

トレイラより高く評価されたウルブズのネヴェスも、ここまで1試合平均2.3回のタックル、2.2回のインターセプトを記録するなど守備面でも奮闘。ビッグチーム相手にサプライズを起こしているウルブズを支えている。

5位:デクラン・ライス(ウェストハム)

4位:ジョルジーニョ(チェルシー)

3位:エンゴロ・カンテ(チェルシー)

2位:ジョルジニオ・ワイナルドゥム(リヴァプール)

1位:フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)


4位から1位がトップ4に入っているチームから選ばれている中、1人ウェストハムのライスが5位に入っている。マンチェスター・ユナイテッドを指揮していたジョゼ・モウリーニョもチェックしていたとされる逸材で、19歳ながら今季は評価を大きく高めている。1試合平均タックル数2.4回、インターセプト数1.4回、パス成功率は86%と高い数字を残している。

またワイナルドゥムは完全な守備的MFとは言えないが、今季は攻守両面での活躍が光る。同メディアも相手へのプレスを絶賛しており、1試合平均のボールリカバリー数は5.8回を数える。中盤の高い位置でボールを回収するうえでワイナルドゥムの存在は欠かせないのだ。

そして最近も重要性が改めて証明されたフェルナンジーニョが1位だ。マンCはフェルナンジーニョが欠場したクリスタル・パレス戦、レスター・シティ戦を立て続けに落としており、フェルナンジーニョがいなければ守備面で問題を抱えることが明らかになっている。攻撃面ではシンプルな繋ぎ、そして守備面ではボール奪取力と巧みなポジショニングと、マンCに絶対欠かせない選手だ。1位と評価されるのは納得だろう。

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