“ラウール以来”の衝撃!? レアルで輝き放つ18歳の神童は本物だったか

レアルで活躍するヴィニシウス  photo/Getty Images

10代ながらチームを引っ張る

クリスティアーノ・ロナウドが退団したこと、チームの調子が上がっていないことも影響しているのだろうが、今のレアル・マドリードで最もサポーターを楽しませているのは18歳FWヴィニシウス・ジュニオールではないだろうか。

2000年生まれの神童はサンティアゴ・ソラーリからチャンスを与えられており、先日3-0で勝利したスペイン国王杯ベスト16第1戦のレガネス戦でも先発出場。終盤には右サイドからのクロスをジャンピングボレーで捉えて得点を記録しており、大爆発の兆候を見せ始めている。やはり才能は本物だったのだろう。

この活躍にスペイン『MARCA』は、18歳の選手がレアルでこれほどの輝きを放つのはラウール・ゴンザレス以来ではないかと取り上げている。ラウールといえば17歳でトップチームデビューを果たし、そこから得点を量産したクラブのレジェンドだ。タレント軍団レアルで10代からポジションを掴むのは簡単なことではない。

同メディアはヴィニシウスについて、「誇張しすぎかもしれないが、ラウール以降この年齢でこれほどのインパクトを残した者はいなかった。ヴィニシウスはベルナベウのピッチをブラジルのビーチに変えた」と伝えており、18歳の輝きに驚いている。

10代のアタッカーがレアルを引っ張っている現状は理想的とは言えないのかもしれない。本来はカリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルが強烈な個性を発揮してチームを引っ張るべきなのだろう。しかしヴィニシウスの活躍は明るい未来を感じさせるものがあり、サポーターもヴィニシウスの成長ぶりを見るためにスタジアムへ足を運ぼうと考えるのではないだろうか。

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