始まる堂安の後釜&”新たな本田圭佑”探し オランダで再び日本人選手に注目

VVVフェンロで活躍した本田 photo/Getty Images

板倉&中山も参入でエールディヴィジに注目

オランダで再び日本人選手の価値が高まっているのだろうか。今冬のエールディヴィジには面白い動きがいくつもあった。まずは川崎フロンターレから21歳MF板倉滉がマンチェスター・シティと契約し、そこからフローニンヘンにレンタル移籍。さらにPECズウォレは柏レイソルからDF中山雄太を補強した。すでにフローニンヘンで活躍している日本代表MF堂安律を含め、エールディヴィジに若手日本人選手が揃うことになった。

また、堂安は今やエールディヴィジで最も注目される若手タレントの1人だ。ステップアップが近いと言われており、同じエールディヴィジの上位クラブか欧州四大リーグへの移籍が期待されている。

フローニンヘンも堂安の後釜確保を考えているのか、今冬に積極的な動きを見せている。フローニンヘンは板倉に加え、フェイエノールトからウイングを務めるモハメド・エル・ハンクーリ、AZから同じくウイングを務められるイリアス・ベル・ハッサニを獲得。他にも大型FWポール・グラドン、アヤックスFWカイ・シーアハウス、フィテッセMFトーマス・ブルンスと前線を中心に補強している。レンタルでの獲得がほとんどだが、下位に沈む現状を打破しようとクラブも動いている。

さらにオランダ『VI』はフローニンヘンが堂安の後釜候補の1人としてVVVフェンロのMFティノ・スヴェン・スシッチの獲得も検討していると伝えているが、VVVフェンロ側はそのスシッチの後釜として新たな日本人選手に目を向けているという。VVVフェンロといえば本田圭佑や吉田麻也らが活躍したクラブで、新たな本田を探そうとの考えを持っているようだ。

堂安の活躍もあって再び日本人選手の評価がエールディヴィジで高まっているのは間違いなく、今後も動きがあるかもしれない。エールディヴィジから欧州四大リーグへのステップアップも多いだけに、日本人選手が挑戦しやすい環境となれば大きなプラスになりそうだ。

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