若手だけに注目するな! 欧州で巻き起こる”ベテランFW”たちの大逆襲

フェイエノールトのファン・ペルシー photo/Getty Images

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各国で得点量産

近年はパリ・サンジェルマンのキリアム・ムバッペを筆頭に若いアタッカーが注目を集めているが、ベテランアタッカーも忘れてはならない。今季はベテラン選手たちの奮闘が目立っているのだ。

スペイン『MARCA』が特集しているが、まずリーガ・エスパニョーラではヘタフェの36歳FWホルヘ・モリーナだ。ヘタフェは現在6位と懸命に上位陣へ食らいついているが、そのチームでモリーナは8得点を記録している。この快進撃を支えている選手なのは間違いない。さらに同じくリーガではエイバルの34歳FWシャルレスが7得点を記録している。

イタリア・セリエAでは何と言ってもサンプドリアの35歳FWファビオ・クアリアレッラの活躍が印象的で、リーグ戦でユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドと並ぶ14得点を決めている。EURO2020でイタリア代表に召集される可能性も出ており、35歳の今がピークと言ってもいいだろう。
イングランドではブライトンの35歳FWグレン・マレーが8得点を記録しており、チームが13位まで順位を上げることができているのはマレーのおかげだ。

オランダ・エールディヴィジではアヤックスの35歳FWクラース・ヤン・フンテラールがリーグ戦で9得点、フェイエノールトの35歳FWロビン・ファン・ペルシーは8得点を決めている。オランダ代表を引っ張ってきたベテラン2人が国内リーグで得点を量産していることを国内のサポーターも喜んでいるはずだ。

ストライカーのポジションではスピードを求められることもあり、ベテラン選手は敬遠されることも少なくない。しかし豊富な経験を活かしたゴール前でのポジショニングなど、自身の活かし方を分かっているのはベテランの強みでもある。今季はベテランFWたちの大逆襲が各リーグで起きている。

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