プレミアの審判はGKに優しくない? アーセナル守護神が戸惑ったフィジカル

アーセナルのベルント・レノ photo/Getty Images

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簡単にファウルはもらえない

プレミアリーグに初めてやってきた選手はフィジカルコンタクトの激しさに驚くと言われているが、それはFWやMFの選手だけが感じることではない。GKも同じなのだ。

今季からアーセナルでプレイしているGKベルント・レノもブンデスリーガとの違いに驚いている選手の1人だ。レノはレヴァークーゼンからやってきたGKで、アーセナルの守護神となっている。しかし当初はプレミアの審判がなかなか笛を吹いてくれないことに苦戦したようで、フィジカル部分で強くなる必要性を感じたという。

「ここでは全てがよりフィジカル的なんだ。レフェリーはブンデスリーガや代表戦に比べてゲームを流す傾向にある。イングランドではGKも守られないんだ。だから強さを身につけないとね。どんなアプローチでも、常に笛は鳴らないと考えておかないと。イングランドに来てからGKがペナルティエリア内でファウルをもらったところを見てないね。大きな違いだよ」
独『Sport Bild』によると、レノはこのようにプレミアリーグの戦いを表現している。GKもハイボールの処理など、体を張らなければならない場面が多々ある。そこで弱さを見せてしまうとタフなプレミアリーグでは戦っていけないのだろう。GKにとってもプレミアはハードな環境となっている。

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